
今回は2018年9月より新しく導入されたサービスメトリクス(Service metrics)という機能について解説していきます。
サービスメトリクスは『商品状態と未着・遅延』の指標!
サービスメトリクス(Service metrics)はebayに新しく導入されたシステムです。
ケースオープンされた数に応じて、そのバイヤーへペナルティが課されるようになるものとなります。
ケースオープンの対象は下記のとおりです。
- 商品が到着しない
- 商品が破損していた
- 商品説明と届いた商品が異なっていた
またサービスメトリクスには2種類あると覚えておきましょう
- Item as not described →届いた商品が違う!
- Item not received →商品未着



Below standardと似たような感じで、サービスメトリクスは『どれだけちゃんと内容通りの商品を時間以内に到着させたか?』の指標なんです!
なのでちゃんと対応しないとペナルティーが課されるということですね!
サービスメトリクスの見方
サービスメトリクスの見方は下記の通りです。
トップページ→My ebay→Performance→Service metrics
サービスメトリクスのURL:https://www.ebay.com/sh/performance/service-metrics
①トップページからMy ebayにカーソルを持っていき→sellingをクリックします。
※人によってどちらかは異なります。


↓↓↓
②Seller HubからPerformanceにカーソルをもっていきService metricsをクリックします。


↓↓↓
③Service metricsの画面が見れます。(商品破損や商品説明と相違)





サービスメトリクスの見方を説明します。画像の①~③をご覧ください。
- ケースオープンの割合が確認できます。
- 取引件数に関してのケースオープンの数とその割合が確認できます
- グラフで平均値に対して、自分がどれくらいの割合かが確認できます。
画面右側では具体的にどのような理由でケースンオープンされたのかが表示されております。
※カテゴリーごとに数字が異なります。



このアカウントは747個の取引中12個のケースオープンがあったのでVery Highの表示になっております。
※カウントされる取引件数は3カ月で400個以上の取引があればその3カ月をカウントしてくれます。
そうでなければ1年間の取引件数のケースオープンがカウントされます。
④Item not receivedをクリックすると別のService metricsの画面が見れます。(商品未着の割合)


- ケースオープンの割合が確認できます。
- 取引件数に関してのケースオープンの数とその割合が確認できます
- グラフで平均値に対して、自分がどれくらいの割合かが確認できます。



こちらについても1197個の取引中18個の未着ケースオープンがあったのでVery Highの表示になっております。
※カウントされる取引件数は3カ月で400個以上の取引があればその3カ月をカウントしてくれます。
そうでなければ1年間の取引件数のケースオープンがカウントされます。
Very Highになるとどうなるの?
Very Highになるとこのようになります↓
- Very Highのカテゴリー商品の落札手数料が5%追加される(Item as not describedの場合)
- 商品到着予定日が遅く表示される(Item not receivedの場合)



こんなに取引件数が多くても簡単にVery highになってしまうなんて、かなり厳しいんですね。。。バイヤーによっては不都合な理由でケースオープンしてきますし、、



そうなんですよ。。。一応不都合なものはこれから削除などしてくれる可能性もあるらしいですけど、それもどうなるかまだわかってません。。。
予防と対策
ケースオープンの予防と対策はこんな感じになると思います。
- 商品破損や説明と異なる商品が届いたとうケースオープン→事前にしっかり検品や確認
- 商品未着のケースオープン→追跡番号を必ずアップしてればまず問題ない
- 商品説明にケースオープンする前に連絡してと記載する
まとめ
バイヤーにとってはとてもいい制度かと思います。
これからは質のいいセラーだけが生き残っていくようになると思います。
皆様も常にセラーメトリクスは意識してケースオープンに対応していきましょう!