eBay輸出では、「ジャンク品のまとめ売り」や「1ドルオークション」は一見リスクが高く、避けられがちな手法です。
しかし、これらの手法は長期的に見れば売上安定やリピーター獲得に繋がる戦略として非常に有効です。

今回は、リユース店舗や卸倉庫を経営する私が数年やってきた経験から、その理由を詳しく解説します。
目次
ジャンク品のまとめ売りがB2Bの入り口になる理由


一見需要がなさそうなジャンク品のまとめ売り。
実はこの方法、修理スキルを持つバイヤーや業者向けに非常に効果的です。
✔ 購入者は「修理できるプロ」や「コレクター」の可能性が高い
- ジャンクでも仕入れて直せば利益になると考える人がターゲット
- 個人よりも業者やセミプロが多く、継続的なB2B取引に発展しやすい
✔ B2Bは売上の安定化に貢献する


- 毎月一定数の仕入れがある業者と繋がることができれば、eBayの売上が安定
- 「○○を探しているからもし手に入れたらすぐに教えて」と言われることもある
1ドルオークションは“広告費”と割り切る
「1ドルスタートなんて赤字になるだけ」と思っていませんか?



たしかに短期的には赤字の可能性もありますが、送料設定をしっかりしていればコントロール可能です。
✔ eBay内での露出が爆発的に増える


- 低価格オークションはアクセス数が圧倒的に多い
- eBay内の検索結果やウォッチリストに表示されやすくなる
✔ 多くのバイヤーとの接点を作れる
- 売れる確率が高いため、取引件数が増える=つながりが増えて営業できる
- 取引評価(フィードバック)が貯まり、セラーとしての信頼性が上がる
✔ サンキューレターで“直接取引”を狙える


- 発送時に「Thanksカード+連絡先」「ワッツアップ QRコード」「インスタのアカウント」などを同梱
- 実際に直接取引やまとめ仕入れに発展する例も多数
他の日本人セラーとの差別化にもつながる


多くの日本人セラーは、短期的な利益だけを追いがちです。
だからこそ、まとめ売りや1ドルオークションを**“戦略的に活用”することが差別化**になります。
✔ 戦略的な赤字は「投資」
- 不良在庫になるくらいなら売ってしまう
- その過程でリピーターや業者に出会えるチャンス
まとめ
販売手法 | 短期的なリスク | 長期的なメリット |
---|---|---|
ジャンクまとめ売り | 利益が低い場合も | B2Bの獲得、安定売上の礎、評価獲得 |
1ドルオークション | 赤字の可能性 | 多くの接点・評価獲得、広告費として効果的 |



eBay輸出で“待ちの商売”に限界を感じている方は、まとめ売りと1ドルオークションで“攻めの商売”を実現する手段として使ってみるのはいかがでしょうか?
海外の業者とガンガンつながっていきましょう!
夢が広がっています!

