あまり役に立たなそうなリサーチツールを発見しましたので、それについて分析しました。
初心者の方への注意喚起となれば幸いです。
某ツールのざっくりとした内容
AMAZONのASINやJANコードから商品情報を抽出し、
ファイルエクスチェンジの形にして出品ができる。
そして出品する際に新品中古の数や、出品したほうがいいのかどうか判断をツールがしてくれるそうです。
某ツールの機能について
そのリサーチツールはこんな機能があるそうです。
- ASINからの商品ページの自動取得
- アマゾンから出品されている商品の出品者数と新中古を分けて取得できる
- アマゾンから出品されている最安値を取得できる
- 取得したデータをもとに出品の判断ができる
このようなツールが必要ない理由
結果から申し上げますと、このようなツールは必要ありません。
そもそもAMAZON商品だけをebay上に出品して数十万数百万と売上をつくれるのは、評価が何千・何万とたまった2-3年以上販売しているセラーがほとんどです。
仮にそうでなかったとしてもアマゾン出品の利益率は本当に低いです。
還付を目的にやらないとかなり厳しいでしょう。
※還付だけを目的に販売すると営業CFがみるみる目減りし、返品数が増えると赤字に転落しますので注意です。
またリサーチしている方はわかると思いますが、AMAZONでよく売っているセラーのほとんどが評価が多かったり、薄利多売のセラーですよね?
またAMAZONのUSサイトを見てください。
日本のAMAZONで売られているような商品の大概は、正規ルートでUSセラーが扱ってます。
新品・中古の価格や競合の数もASINコードをツールへ入力する手間があるなら
商品名をebayで通常に検索(他無料ツールで検索)するのとなんら変わりがありません。
この機能に関しても必要ありません。
※むしろツールになれる時間を考えるとそのロスのほうがもったいないです。
最後にツールが出品判断をするというのも疑問です。
出品判断がOKな商品があるとすれば、
それはライバルセラーが少ない商品ということでしょうか。
既にライバル過多のAMAZON出品組がほとんどの商品を占めている中で、誰も見向きもしなかった商品をだしたところで果たして売れるのか疑問です。
まとめ
批判のような記事になってしまいましたが、そのようなものに引っかかり困った読者さんからもご質問をいただいておりますので、これが注意喚起となれば幸いです。