5年近くebayを見てきましたが今年は去年のコロナの影響も引きずりつつ、プラットフォーム側の大規模なアップデートもあり本当に大変な年でしたね。
大きなものですと、
- 4月 国際郵便の値上げ
- 7月 ペイパル→マネージトペイメンツへの移行
- 11月 せっかく戻った小形包装物が使えなくなる(アメリカ宛てに国際郵便が使えない)
- 年全体を通して新規セラーに対して、または大幅に売上を伸ばしたセラーに対してのサスペンドが増加
など本当に手間がかかることも多かったですし、物流も回復しているようでしていない状況がずっと続いてきました。
2002年にebayに買収されたペイパルが19年後についに離れてしまったんですね!
ちなみに2019年に次の決済サービスは『Adyen』と予測しておりましたが、大きく予想を外し結局ペイオニアになってしまいました。
また細かなアップデートですと、
- ファイルエクスチェンジが消える(名称変更)→セラーハブレポート
- ケースオープンの名称変更→Dispute
- 新しい出品ページの登場
- Listing Qualityレポートの登場
- タックスレポートの仕様変更
- マルチユーザー・アカウントアクセス(MUAA)の登場
- その他ebayのいろんな個所の仕様が大幅に変更
といった感じできりがないくらい本当にいろんなアップデートがありました。
またebayへのスカイプ電話もいまだに繋がりません、、
こんなにいろいろアップデートがあるのは後にも先にも今年が一番なのではないのでしょうか?
副業ブームで古物許可商の申請が増加
警察署の古物担当の方や、他古物関連の企業曰く、
去年から今年にかけて古物商許可の申請数が一気に増えたようでした。
コロナ禍で会社だけに依存することへの不安が高まったり、副業を推進する世の中の流れやリモートワークによって自由に使える時間も増えたことでの副業ブームの加速が影響しているようです。
2021年には弊社へも個人・法人のお客様より150件以上サポート依頼のお問い合わせが来ております↓
またありがたいことにLINEからのご相談に関しては具体的に把握できておりませんが、およそ200件以上のお問い合わせはあったかと思います!
とても丁寧な方が多く、時にはとても有益なことも教えていただいたり本当にありがとうございました。
今後とも宜しくお願いいたします
2022年のebay
この物流状況でも参入者は増えている現状でもあり、2022年はebayセラーの入れ替えが激しくなるでしょう。
国際郵便における『小形包装物』や『eパケット』の復活もアメリカにおける新型コロナ感染者数の状況を考えるとまだ当分先になるかもしれません↓
無在庫販売するセラーも非常に増えてきているので、仕入れの差別化、古物商としてさらに創意工夫するなど利益を出し続けるために進化し続ける必要もあるかもしれません。
ebay自体のルール変更も著しいのでそのあたりへの対応もかなりシビアに考えていかないといけません。
※ルール違反に対してのサスペンドなどのペナルティも年々厳しくなっている印象なので、しっかりとリスクマネージメントをしていきながら長期的な視点で運用していくセラーが2022年も活躍されるのかと思います。
また今現在のebay全体にかかる手数料は約18-20%です。
これを安いのか高いのか判断するのは皆様次第ですが、賢いセラーは直接取引の割合を増やす努力をしつづけていくでしょう。ソーシャルメディアを活用したマーケティングをするセラーもどんどん増えてきております。
2023年にはインボイス制度も
2023年10月1日から、消費税の仕入税額控除の方式としてインボイス制度もスタートします。
仕入税額控除を受けるためには仕入れを『適格請求書発行事業者』が交付する『適格請求書』等の保存が必要となるわけです。
免税期間でも消費税を納税する可能性がでてくるのがこのインボイス制度となります。
ただ古物商には特例があるようなのでこちらは要チェックです↓
まとめ
以上2021年のまとめでございました。
2021年も当ブログを見ていただいて本当にありがとうございました。
いろいろ変化の年だったかもしれませんが
ebayのみならずどんなビジネスでも大変で常に変化は必要であることは間違いないことですので、
常に前を向いて2022年も海外のお客様へ日本のいい製品をたくさん輸出していきましょう!