
ナリ
東京を拠点に、スモールビジネスを複数運営しています。サラリーマン時代に副業からビジネスを始め、その後独立。eBay輸出歴10年以上・最高月商1,300万円。
eBay輸出だけでなく、中国輸入・卸販売、自社EC、複数のオウンドメディア運営、リユース店舗の運営、実店舗ビジネスなど、さまざまな事業をゼロから立ち上げてきました。事業売却(M&A)は3回以上経験しています。
ナリブログでは、こうした実際の経験をもとに、eBay輸出・副業・スモールビジネスのリアルな情報を発信しています。
「リサーチ派 vs リスト派」どっちが先に月利10万円に届くのか

eBay輸出で行き詰まったとき、あなたはどちらのタイプですか?
毎日ひたすらリサーチしているのに、いっこうに出品が増えない「リサーチ派」。
それとも、売れているブランドやキーワードをコツコツためてから一気に出品する「リスト派」。
結論から言うと、月利10万円を「固く」達成しているセラーの多くは、リスト派に近いやり方をしています。
リサーチを否定しているわけではなく、「リサーチの使い方」が根本的に違うんです。
この記事では、キーワードリストの作り方・Sold確認の実務手順・ツールへの移行タイミングを、実際にやってきた経験をベースに解説します。
秘書毎日リサーチしているのに出品ゼロ…心当たりがありすぎます。



「リサーチが大事」という言葉は本当のことなんですが、やり方を間違えると時間だけが消えていきます。最初の数ヶ月は特に要注意だと思っています。
ひと目でわかる数字:キーワードリスト活用のリアル


具体的なイメージをつかんでもらうために、数字で整理しておきます。
あくまで目安ですが、「こういうスケール感なんだ」と把握しておくだけで動き方が変わります。



3〜6ヶ月でたどり着けるなら、思ったより現実的な目標なんですね。
よくある誤解:「リサーチをやめる=サボり」ではない


「リサーチは大事」という言葉が一人歩きしすぎていると感じています。
初心者の方ほど、リサーチに時間をかければかけるほど良いと思いがちです。
でも実際は、価格差が見えていない段階でのリサーチは、目利き力がまだないために「価格差がない商品ばかりが目に入る」という負のスパイラルに陥ることが多いです。
時間ばかりかかって、気づいたら1個も出品できていない……というのは、初心者に本当によくある状態です。
そうなったときに「もっと頑張れ」ではなく、一回休んでリスト作りに切り替える、というのがこの記事で伝えたいことのコアです。
リサーチを一旦離れることは、サボりではなく「次のステージへの準備」です。
リサーチで価格差がなかなか見えない方は、eBay初心者がハマりやすいリサーチの罠について詳しく解説した記事もあわせて読んでみてください。



リサーチを「やらなくていい」とは思っていません。ただ、やり方を知らないうちに時間だけ溶けていく状態は、正直もったいなさすぎます。
月利10万円を固めるための3ステップ


具体的な手順を整理しました。
「リサーチがつらい」と感じているなら、まずこのステップで動いてみてください。



「出品を考えずにメモだけ」という割り切りが、逆にラクそうです。
見落とされがちな落とし穴:「Sold数」だけ見てはいけない


リサーチに慣れてくると、Sold数を見て判断するクセがつきます。
でも、Sold数だけ見て仕入れを判断するのは危険です。
たとえばこの2つを比べてみてください。
| 商品 | Sold数 | 最後に売れた時期 | 判断 |
|---|---|---|---|
| 商品A | 10件 | 6ヶ月前 | 回転率が低い。仕入れは慎重に |
| 商品B | 5件 | 1ヶ月以内に全部 | 回転率が高い。優先して出品 |
Sold数だけで見ると商品Aの方が「売れている」に見えます。
でも実際に回転率がいいのは商品Bです。
僕もずっとキーワードをためてきたのですが、このSold確認を忘れて仕入れてしまった商品は、思ったより動かないことが多かったです。
「いつ売れたか」まで必ずセットで確認するのが鉄則です。
Soldの確認をより効率よくやりたい方には、いつ売れたかを一目でわかるようにするツール「イツウレタ」を紹介した記事が参考になると思います。



Sold数が多いのに実は半年売れていない、なんて落とし穴があるんですね…。



これは実際にやってみないと気づきにくいポイントです。リサーチツールを使う場合も、Sold日付のフィルタは必ず設定する習慣をつけておくといいと思います。
向いている人・向いていない人
このキーワードリスト→ツール活用という戦略が「合う人」と「合わない人」を整理しておきます。
| 向いている人 | 向いていない人 | |
|---|---|---|
| 作業スタイル | コツコツためるのが苦にならない | すぐに結果が出ないと続かない |
| 時間の使い方 | 毎日少しずつ時間が取れる | まとまった時間がないと動けない |
| リサーチ感覚 | 「今出品しなくていい」と割り切れる | リサーチ=即出品でないと不安になる |
| スケール志向 | ツール・外注で量を増やしたい | 少量をていねいに売りたい |
ツールを活用したスケールアップに興味がある方は、eBay輸出を効率化するツール「トラバホ」の解説記事も参考にしてみてください。
キーワードリストの正しい作り方(実践手順)


「リストを作る」と言っても、何を書けばいいかわからない方も多いと思います。
具体的に説明します。
まずExcelか Googleスプレッドシートを1枚用意するだけでOKです。
列の設定はシンプルでいいです。
- キーワード列:ブランド名・メーカー名・カテゴリなど
- メモ列:「このブランドは日本製が強い」など気づいたことを書く
- 確認日列:いつ見たかを記録しておく
ポイントは「出品を考えずにリストに書く」という意識で動くことです。
いろんな商品やセラーをさらっと眺めながら、「これ売れてそうだな」と思ったブランドやキーワードをどんどんメモしていくだけです。
僕もずっとこのリストをためてきました。
検索に使ったワードを思い返せない方にはかなり有効で、リストが蓄積されるほど後から使えるストックになっていきます。
あとは数ヶ月たってアカウントが安定してきたら、そのキーワードをリサーチツールに流し込んで一気に出品数を伸ばすフェーズに入ります。
リサーチだけに時間を使っても稼げない理由と効率的な考え方も、このタイミングで読んでおくと動き方が整理されると思います。
Soldの回転率が高い商品を効率的に見つけるリサーチ手法については、SOLDが積み重なっている商品を見つけるリサーチ方法も参考にしてみてください。



列の設定がシンプルなのが逆に続けやすそうですね。



このリストは最初は地味に見えるんですが、半年後に見返すと「あのブランド、あのときから気になってたんだ」という発見があります。個人的にはeBayの実務でいちばん手を抜いてはいけない地道な作業だと思っています。
こんな声も
キーワードリスト戦略を試したセラーから、こんな声も届いています。
ナリが一般的な傾向をもとに構成した声です。
毎日リサーチしていたのに出品がゼロという状態が続いていました。リスト作りに切り替えたら作業がラクになって、3ヶ月後にようやく出品が軌道に乗りました。
Soldの数しか見ていなかったので、回転率の低い商品を仕入れてしまったことがあります。「いつ売れたか」を確認するクセをつけてから、無駄な仕入れが一気に減りました。
キーワードリストをためておくと、ツールに流し込むだけで出品数が一気に増えるのが実感できました。リストの量が出品数の差になる感覚があります。
※特定個人の発言ではなく、編集部が一般的な傾向をもとに構成した内容です。
よくある質問
よくある質問をまとめました。
キーワードリストはどのくらいの量があれば十分ですか?
目安は50個以上ですが、多ければ多いほどツール活用時の出品数に直結します。最初から完璧なリストは不要で、毎日少しずつ追加する習慣が大切です。
Soldを確認するとき、何ヶ月以内に売れていればOKですか?
目安として直近1ヶ月以内に複数件売れているものが理想です。3ヶ月以上売れていない商品は、需要が落ちている可能性があるので仕入れは慎重に判断してください。
ツールはいつから使い始めればいいですか?
アカウントのリミットが安定してきた頃が目安です。一般的には開始から数ヶ月後が多いですが、早期からツールを使うとアカウント評価に影響する場合もあるため、状況を見ながら移行してください。
リサーチを完全にやめてもいいですか?
完全にやめる必要はありません。ただ「詰まったとき」はリサーチを一時休止してリスト作りに切り替えるのが有効です。ツール移行後もリサーチの精度が上がればまた並行してOKです。
eBayのリサーチ効率をもっと上げるには?
検索テクニックやツールの活用が有効です。eBay上の検索テクニックや、Terapeak・サードパーティツールの使い分けを学ぶと、同じ時間でより多くの情報を取れるようになります。
まとめ:「固く」月利10万円に届くためにやること


この記事の内容を一言でまとめるなら、「リサーチで詰まったときはリスト作りに切り替えて、Sold回転率を確認してからツールでスケールさせる」です。
派手な方法ではないです。
でも、これが月利10万円を「固く」達成している人たちのやり方に近いと思っています。
リサーチを頑張りすぎて出品がゼロ、というのは本当にもったいない状態です。
今できていることを正しく積み重ねれば、その時間は必ず後から回収できます。
検索テクニックをもっと深めたい方は、eBayの検索テクニックを紹介している記事も参考にしてみてください。
また、eBay輸出全体の収益の目安感をつかみたい方は、月5万円を達成した会社員の実例を紹介した記事もあわせてどうぞ。













