
ナリ
東京を拠点に、スモールビジネスを複数運営しています。サラリーマン時代に副業からビジネスを始め、その後独立。eBay輸出歴10年以上・最高月商1,300万円。
eBay輸出だけでなく、中国輸入・卸販売、自社EC、複数のオウンドメディア運営、リユース店舗の運営、実店舗ビジネスなど、さまざまな事業をゼロから立ち上げてきました。事業売却(M&A)は3回以上経験しています。
ナリブログでは、こうした実際の経験をもとに、eBay輸出・副業・スモールビジネスのリアルな情報を発信しています。
「もっと早くこれ知りたかった」と思ったツールたち

eBay輸出を始めたばかりの頃、僕はリサーチに毎日3〜4時間かけていました。
eBayの検索をぐるぐる回して、売れているものを手作業で探す。
それが当たり前だと思っていたんですが、あるとき便利な無料ツールの存在を知って、作業時間がぐっと短くなりました。
今回紹介するのは、そのときに「もっと早く知りたかった」と本気で思ったツールたちです。
どれも無料で使えて、今日から実践に組み込める内容になっています。
すでにeBay輸出をやっている方には「知ってるよ」というものもあるかもしれませんが、改めて活用シーンを整理することで、使い方のヒントが見つかることもあります。
ぜひ最後まで読んでみてください。
秘書無料なのに知らないままだと損してる感じがしますね…
この記事で紹介するツール一覧


まず全体像を先にお伝えしておきます。
今回紹介するのは以下の4ツール+αです。
| ツール名 | 主な用途 | 料金 |
|---|---|---|
| PickClick | トレンド商品の発見・sold確認 | 無料 |
| WUANTO | sold数の多い商品・セラー探し | 無料 |
| keywordtool | 海外バイヤーの検索キーワード調査 | 無料(一部有料) |
| remove.bg | 商品画像の背景除去・差し替え | 無料(枚数制限あり) |
それぞれ用途が違うので、全部組み合わせて使うのが理想です。
一つひとつ見ていきましょう。



「無料ツールだからとりあえず入れておけばいい」というスタンスより、それぞれの用途を理解して使い分けることが大事だと思っています。道具は使い方次第で全然変わりますよね。
PickClick|売れ筋トレンドをeBayの中から探す


PickClickは、eBayの中でもsold(売れた)実績が積み重なっている商品を視覚的に一覧表示してくれるツールです。
「今どんな商品が売れているのか」をざっくり掴むのに向いています。
eBayの公式検索でsold絞り込みをするのと似ていますが、PickClickはカテゴリ単位でスクロールしながら確認できるので、アイデア出しの段階で使いやすいです。
最近は少し使いづらくなってきた部分もありますが、soldが積み重なっている商品はすぐに見つかります。
リサーチの入り口として今でも活用できます。



「使いづらくなってきた」というのは具体的にどんな点ですか?



表示速度が遅くなったり、カテゴリによって情報が薄かったりする場面が増えた印象です。あくまでリサーチの「入り口」として使い、深掘りは別のツールで補完するイメージが個人的にはしっくりきています。
WUANTO|テラピークの簡易版として使える
WUANTOは、テラピーク(Terapeak)の簡易版というイメージに近いツールです。
「Japan」などのキーワードで検索すると、soldが多い商品を抽出してくれます。
特に使い道として有効なのが、セラー探しです。
日本商品をよく売っているセラーを見つけて、そのセラーが扱っている商品カテゴリをチェックする、という使い方ができます。
テラピーク自体の使い方と比較ツールの違いについては、Terapeak vs サードパーティツール徹底比較の記事でも詳しく解説しているので、合わせて読んでみてください。
keywordtool|海外バイヤーが何を検索しているかを知る


keywordtoolは、eBayやAmazon、YouTubeなど複数のプラットフォームで、検索ボリューム順にキーワードを一覧表示してくれるツールです。
「検索ボリューム」とは、そのキーワードがどれくらいの頻度で検索されているかを示す指標のことです。
ここをチェックすることで、海外バイヤーが実際に使っている検索ワードを把握できます。
たとえば「vintage」と「antique」、どちらをタイトルに使った方が多くの人に見てもらえるのか。
こういった判断をデータで裏付けるのに役立ちます。
リスティング(商品タイトル)の改善にも直結するので、地味ですが実践的なツールです。
なお、詳細な検索数データは有料プランでないと見えない部分もあります。
無料範囲でも傾向はつかめますが、その点は覚えておいてください。



タイトルのキーワード選びがそんなに売上に影響するんですね…



これは地味ながらかなり重要なポイントだと思っています。同じ商品でもタイトルのワード次第でインプレッション数が大きく変わる。keywordtoolはその「答え合わせ」に使えるツールです。
remove.bg|商品写真の背景を一瞬で消す
remove.bgはリサーチツールではなく、画像の背景を自動で除去・差し替えしてくれるツールです。
商品写真をより見栄えよく仕上げたいときに使います。
eBayでは商品画像の質が成約率に影響します。
背景が雑然としていると、同じ商品でも印象が大きく変わります。
remove.bgを使えば、白抜き背景やシンプルなカラー背景に一瞬で差し替えられます。
よく売れる商品で「もう少し写真をきれいにしたい」と感じたときに、まず試してみる価値があります。
無料プランは枚数制限がありますが、月に数枚程度なら十分対応できます。



画像ツールがリサーチと同じくらい大事なんですね
ツールを使い分けるイメージ|どのフェーズで何を使うか


4つのツールを紹介しましたが、それぞれ使うタイミングが違います。
下の表を参考に、作業フローに組み込んでみてください。
| 作業フェーズ | 使うツール | 目的 |
|---|---|---|
| ネタ探し・仕入れ判断 | PickClick / WUANTO | 売れている商品・カテゴリを把握 |
| リスティング作成 | keywordtool | バイヤーが使う検索ワードを確認 |
| 商品写真の仕上げ | remove.bg | 背景除去で写真の質を上げる |
リサーチ系ツールをさらに強化したい場合は、ブラウザの拡張機能も選択肢に入ってきます。
eBay輸出のリサーチ効率が倍に上がる拡張機能の記事も参考にしてみてください。
また、利益計算のシミュレーションをより精度高く行いたい場合は、利益計算シュミレーターをさらに便利に使う方法の記事も役立ちます。
さらに一歩進めたい人へ|有料・高機能ツールも視野に
今回紹介した4つはすべて無料ですが、ある程度eBay輸出に慣れてきたら、より高機能なツールへのステップアップも選択肢に入ります。
たとえば在庫管理や出品作業の効率化には、専用ツールを使うセラーが増えています。
eBay輸出を超効率化するツール「トラバホ」はその代表格で、リサーチから在庫管理まで一元化できる点が特徴です。
無料ツールで基本を押さえつつ、自分の作業の「どこがボトルネックになっているか」を感じ始めたら、有料ツールの導入を検討するタイミングです。
ツールは導入すれば自動で稼げるわけではなく、あくまで作業を効率化するための手段です。使いこなす前提の「目的意識」が大切です。


無料から始めて、慣れたら有料ツールへ、というのが現実的な流れですね



僕自身、最初は無料ツールだけで回していましたが、出品数が増えてきた段階で管理ツールなしでは追いつかなくなってきました。「無料でここまでできる、でも限界はある」という感覚は実際にやってみると分かります。
よくある質問
ツール活用に関してよくある質問をまとめました。
紹介されているツールはすべて日本語対応していますか?
基本的に英語インターフェースのツールが多いですが、操作自体はシンプルなので慣れれば問題ありません。keywordtoolは日本語で検索キーワードを入れることもできます。
remove.bgの無料プランはどれくらい使えますか?
執筆時点では月に一定枚数まで無料で使えますが、枚数上限や仕様は変更される場合があります。公式サイトで最新の制限を確認してから使い始めることをおすすめします。
PickClickやWUANTOはテラピークの代わりになりますか?
完全な代替にはなりません。テラピークはeBayが公式に提供する詳細な販売データを持つツールで、情報の深さが違います。PickClick・WUANTOはあくまでリサーチの入り口・補助ツールとして活用するイメージが適切です。
無料ツールだけでeBay輸出を続けていけますか?
始めの段階では十分です。ただし出品数・在庫数が増えてくると、無料ツールだけでは管理が追いつかなくなる場面が出てきます。そのタイミングで有料ツールの導入を検討するのが現実的です。
まとめ|まず1つ使ってみることが大事


今回紹介した4つのツールを改めて整理すると、こうなります。
| ツール名 | 一言まとめ |
|---|---|
| PickClick | 売れ筋トレンドの入り口探しに |
| WUANTO | sold数・セラー調査に |
| keywordtool | リスティングのキーワード選びに |
| remove.bg | 商品写真の質を上げるのに |
全部一気に使いこなそうとしなくて大丈夫です。
まず自分の作業でいちばん「ここが時間かかってるな」と感じる部分のツールから1つ試してみるのが、一番続きます。
ツールはあくまで手段です。
でも正しく使えば、作業時間の削減・リサーチ精度の向上という形で、確実に結果に出てきます。
ぜひ今日のリサーチから取り入れてみてください。













