
ナリ
東京を拠点に、スモールビジネスを複数運営しています。サラリーマン時代に副業からビジネスを始め、その後独立。eBay輸出歴10年以上・最高月商1,300万円。
eBay輸出だけでなく、中国輸入・卸販売、自社EC、複数のオウンドメディア運営、リユース店舗の運営、実店舗ビジネスなど、さまざまな事業をゼロから立ち上げてきました。事業売却(M&A)は3回以上経験しています。
ナリブログでは、こうした実際の経験をもとに、eBay輸出・副業・スモールビジネスのリアルな情報を発信しています。
「消す」vs「コメントで対応」、どっちが正解?
eBayでネガティブフィードバックをもらったとき、まず頭に浮かぶのは「どうにかして消したい」という気持ちだと思います。
ただ、実際には「削除を狙う」か「フォローコメントで対応する」か、状況によって使い分ける必要があります。
どちらがいいか迷いやすいので、まず2択を整理してみます。
結論から言うと、削除を狙えるなら当然狙うべきです。
ただし年間で使える回数に制限があるため、「使い切ってしまって本当に困ったときに手が打てない」という事態は避けたいところです。
秘書回数制限があるって、意外と知らない人も多そうですね。



僕の場合、ネガティブをもらった直後は正直かなり焦ります。でも冷静に「削除できる状況かどうか」をまず確認するのが大事で、闇雲に削除依頼を使い切ると後悔します。
3つの対処法をひと目で整理


ネガティブ評価への対処は、大きく分けて3ステップがあります。
上から順番に試して、ダメなら次の手段に移る、という流れが基本です。
それぞれの特徴を数字と一緒に整理しておきます。



年5回って、思ったより少ない気がします…



「年5回」というのは執筆時点の目安で、eBayの仕様変更で変わる可能性があります。最新の制限回数はeBay Japan公式(https://www.ebay.co.jp/info/)で必ず確認してください。
【手順】Feedback Revision Requestの送り方


バイヤーと話がついたら、いよいよ正式な変更依頼を送ります。
実際の操作手順は以下の2パターンが確認されています。
パターンA: Seller Hub経由
- Seller Hubの【See all orders】をクリックし、対象のネガティブフィードバックがついた取引を表示させます。
- 該当取引の【Contact buyer】をクリックし、コメント欄に評価変更を依頼するメッセージを入力して送信します。
- バイヤーと合意が取れたら、My eBay → Account settings → Feedback と進み、変更依頼を送りたい該当フィードバック右にある【Request Revision】をクリックします。
- 理由を選択し【Send request】をクリックして完了です。
パターンB: Feedback Forum経由
- My eBay → Account → Feedback → 【Go to Feedback Forum】と進みます。
- ページ右側の「Feedback tools」欄から【Request Feedback revision】をクリックします。
- 変更したいフィードバックを選択し、理由(「I resolved a problem…」「The buyer confirmed…」「Other」)を選んで【Send request】をクリックします。
eBayの画面は仕様変更が頻繁にあります。
最新の操作手順・画面の見た目は、下記の公式ヘルプページで必ず確認してください。
削除が難しいときの「フォローコメント」という手
バイヤーへの連絡も、eBayへの削除申請も上手くいかなかった場合は、フォローコメント(返信コメント)を早めに入れておくのが現実的な対策です。
実は、僕自身がネガティブをもらったとき、①の連絡と②のeBay申請が撃沈しそうな雰囲気だったので、先にフォローコメントだけ入れておいたことがあります。
こうすると、そのフィードバックを見た他のバイヤーが「あ、ちゃんと対応しているんだな」と思ってくれる確率が上がります。
何も言わずにネガティブコメントをそのままにしておくのが、一番もったいない状態です。
フォローコメントに回数制限はないので、削除交渉を進めながら並行してコメントを入れるのもありです。



フォローコメントって、そんなに効果があるものなんですね。



フォローコメントは「諦めた証拠」じゃなくて「プロとしての対応」だと思っています。評価の数字だけじゃなく、対応の姿勢を見るバイヤーは意外と多いです。
見落とされがちな落とし穴
ネガティブ対応で失敗しやすいポイントを整理しておきます。
知らずにやってしまうと後悔するので、事前に確認しておいてください。
| 落とし穴 | 内容 |
|---|---|
| Revision Requestを使い切る | 年間上限(目安:年5回)を軽い案件で使ってしまうと、本当に重要なタイミングで手が打てなくなります |
| バイヤーの合意なしに送る | 合意が取れていない状態でRevision Requestを送っても無視されやすく、回数だけ消費します |
| 不当な評価かどうかの確認不足 | eBayへの削除申請は「明らかに不当な評価」が条件。条件を満たさない案件では通りません |
| フォローコメントを後回しにする | 交渉中に他のバイヤーが評価を見ている可能性があります。コメントは早めに入れましょう |



回数を「大事に使う」という発想が、正直なかったです…



特に「バイヤーと合意を取る前にRequest送信」は本当にもったいない。感情的になりやすい場面だからこそ、一呼吸置いて手順を踏むのが大事だと思います。
「削除狙い」vs「フォローコメント先行」どちらが向いている人?
どちらの対応から始めるかは、バイヤーとのやり取りの状況によって変わります。
削除・修正から狙うべき人
- バイヤーが返信してくれている・話し合いの余地がある
- 明らかに誤解や事実と異なる内容のネガティブをもらった
- まだRevision Requestの残り回数に余裕がある
- セラーとしての総合スコアに影響が出そうな評価内容
フォローコメント先行が向いている人
- バイヤーからの返信が全くない・連絡が取れない状態
- Revision Requestの残り回数が少ない
- 評価の内容が個人的な意見で削除条件を満たしにくい
- 時間をかけて交渉する余裕がない
どちらの場合でも「何もしない」が最も評価に悪影響を与えます。
フィードバック管理はeBayでのセラー評価と直結しているため、もらったらすぐ行動することが大切です。
フィードバックをゼロから積み上げる方法については、初心者でもハイスピードで販売評価を増やす方法でも詳しく解説しています。
よくある質問
ネガティブフィードバック対応に関してよくある質問をまとめました。
Revision Requestを送ったのにバイヤーが無視したらどうなりますか?
バイヤーが対応しない場合、フィードバックはそのままになります。その場合はフォローコメントを入れて他のバイヤーへの印象を補うか、eBayへの削除申請を検討するのが現実的な対処法です。
年5回の上限はいつリセットされますか?
執筆時点では1年ごとにリセットされると言われていますが、仕様変更の可能性もあります。正確な条件はeBay Japan公式ページで最新情報を確認することをおすすめします。
eBayへの削除申請が通る条件は何ですか?
脅迫・不正な取引・明らかな虚偽内容など、eBayのポリシーに違反した評価が主な対象です。「気に入らなかった」「主観的に悪い評価をされた」というだけでは通りにくい傾向があります。
フォローコメントは何文字まで書けますか?
執筆時点では一定の文字数制限があります。内容は簡潔に「状況を把握し対応済みである」ことが伝わる文章にするのが効果的です。長文よりも誠実な一言の方が他のバイヤーへの印象は良くなります。
ネガティブ評価が多くなるとアカウントに影響がありますか?
はい、セラーレベルやアカウントパフォーマンスに影響します。場合によってはサスペンドのリスクにもつながるため、早め早めの対処が重要です。サスペンド対応については別記事でも解説しています。
まとめ:ネガティブ評価は「もらった瞬間が勝負」


eBayのネガティブフィードバック対応は、受け取った瞬間からの動き方で結果が大きく変わります。
改めて3つの手段を整理しておきます。
- ①バイヤーに連絡してRevision Requestを送る:最も確実に評価を消せる手段。合意を先に取るのが鉄則
- ②eBayに不当評価として削除申請する:条件を満たす場合のみ。①と並行して検討してよい
- ③フォローコメントを入れる:①②が難しい場合の最終手段。でも早めに入れるほど効果的
個人的に一番伝えたいのは、何もしないのが最も損だということです。
ネガティブをもらって落ち込む気持ちはわかります。
でも、放置すれば他のバイヤーに悪印象を与え続けます。
まずバイヤーに連絡して話を聞くところから始めてみてください。
また、サスペンドなど深刻なアカウントトラブルに発展しそうなケースは、永久サスペンドの交渉方法と新規アカウントで復活する方法の記事も参考にしてみてください。



「一番いいのは悪いフィードバックをもらわないこと」は本当にそうなんですが、ゼロにするのは難しい。もらってからの対処力もeBayセラーとしての実力のひとつだと思っています。













