
ナリ
東京を拠点に、スモールビジネスを複数運営しています。サラリーマン時代に副業からビジネスを始め、その後独立。eBay輸出歴10年以上・最高月商1,300万円。
eBay輸出だけでなく、中国輸入・卸販売、自社EC、複数のオウンドメディア運営、リユース店舗の運営、実店舗ビジネスなど、さまざまな事業をゼロから立ち上げてきました。事業売却(M&A)は3回以上経験しています。
ナリブログでは、こうした実際の経験をもとに、eBay輸出・副業・スモールビジネスのリアルな情報を発信しています。
「Japan」検索 vs それ以外、どっちが宝の山?

eBayでリサーチするとき、まず「Japan」と打ち込んでいませんか?
正直に言います。
「Japan」検索だけでリサーチを終わらせていると、市場全体の5%程度しか見えていない可能性があります。
何万人という日本人セラーが同じキーワードで同じ商品を探しているわけですから、競合が集中するのは当然です。
じゃあ残りの95%はどこにあるのか。
答えは「Japanというワードが入っていない商品の中」にあります。
タイトルにJapanを入れていない日本の出品物は、実はかなりの数が存在します。
このセクションでは「Japan検索」と「それ以外の検索」を比較して、なぜ視点を広げるべきなのかを整理します。
秘書Japanって入れないと見つからないと思ってました…!



「Japan」で検索すること自体は悪くないんですが、それだけで終わるのがもったいない。視点を少し変えるだけで見える商品ががらっと変わります。
ひと目でわかる「視野の広さ」の差


まず数字で現状を整理しておきます。
リサーチの視野がどれだけ違うか、感覚的に掴んでもらえると思います。



数字やアルファベット1文字で本当に商品が出てくるんですか?



最初は「こんなんで出てくるの?」と思うかもしれませんが、実際にやってみると意外なほど商品が見つかります。騙されたと思って試してみてください。
よくある誤解「検索ワードは商品名じゃないといけない」


eBayリサーチの落とし穴として、「検索ワードは商品名か、カテゴリ名でないといけない」と思い込んでいるケースがあります。
でも実際には、商品タイトルに使われる言葉はもっと多様です。
たとえばこんなワードが商品タイトルに含まれています。
- 数字: 「2セット」「シーズン6」「Vol.3」「No.5」など
- アルファベット: 「A型」「B級品」「Type-C」など
- ブランド略称・型番: 正式名称より略称や番号で呼ばれることも多い
- 状態を表すワード: 「vintage」「rare」「used」など
「商品名で探す」という発想から「商品タイトルに含まれているあらゆる言葉で探す」という発想に切り替えると、見える世界が変わります。



型番や「vintage」みたいなワードも検索に使えるんですね。
実践! 変わったリサーチ方法5つ


ではここから具体的な手順を紹介します。
すべて今日からすぐ試せる方法です。
実際にeBayのセラー側・バイヤー側の検索バーに入力するだけなので、特別なツールは不要です。



特に「数字で検索する」は、セット商品を探すときに効果的です。2セット・3セットといった形で売れている商品は、単品より利益が出やすいのでお勧めです。
セット商品リサーチという隠れた宝鉱脈


数字リサーチの副産物として特に注目してほしいのが、セット商品の発掘です。
「2セット」「3セット」のように数字で検索すると、単品では埋もれていたセット販売の商品が見つかります。
セット商品はバイヤーにとってもまとめ買いができてお得感があるため、需要が安定しやすいという特徴があります。
在庫管理の面では、セット商品が増えてくると管理が複雑になりがちです。
この点は在庫管理ツールを使いこなすことで対策できます。
最初は小ロットから試して、慣れてきたらセット数・SKU数を増やしていくのが現実的な進め方です。
「Japan」で出てこなかった商品が、数字1文字の検索で見つかる。
このギャップこそがリサーチの面白さです。



セット商品って在庫管理が大変そうで避けてたんですが、ツール使えば大丈夫なんですね。



セット商品は管理が面倒と思って避けている人が多いですが、それがそのままライバル不在のチャンスになっています。ツールさえ整えれば、むしろ狙い目です。
見落とされがちな落とし穴
変わったリサーチ方法を実践するときに、いくつか注意してほしい点があります。
| 落とし穴 | 具体的な内容 | 対策 |
|---|---|---|
| 検索ワードが広すぎて時間を浪費する | 「1」「a」だけで検索すると結果が膨大になる | 日本人セラーに絞る・カテゴリを指定して絞り込む |
| 売れていない商品を掘り当ててしまう | 珍しい商品=売れる商品とは限らない | Sold Listings(売れた商品)フィルターを必ず確認する |
| VeRO対象商品に気づかない | VeRO(ブランド権利者保護プログラム)の対象商品を出品すると削除・アカウント停止のリスクがある | ブランド名・キャラクター名で検索したときは特に注意。出品前にVeROリストを確認する |
| セット商品の在庫ミス | セット単位で管理しないとバラ売りと混在してトラブルになる | 在庫管理ツールでSKUをセット単位に設定する |
※VeROとは「Verified Rights Owner Program」の略で、ブランドや著作権の権利者がeBayに申請することで、権利侵害の出品を削除できる仕組みです。
有名キャラクターやブランドのレプリカ・無許可グッズを出品すると対象になります。
自分ではレプリカと思っていなくても引っかかるケースがあるので注意が必要です。



VeROって知らなかったです…アカウント停止になるのは怖い。



VeROは特にブランド品・キャラクター系を扱い始めたセラーが一度は直面するリスクです。「知らなかった」では済まないので、リサーチ段階から意識してください。
このリサーチ方法が向いている人・向いていない人
変わったリサーチ方法は万人向けではありません。
自分に合っているかを事前に確認しておきましょう。
| 向いている人 | 向いていない人 | |
|---|---|---|
| リサーチスタイル | 試行錯誤が好き・探索を楽しめる | 答えをすぐに求めたい |
| 時間の確保 | 週に数時間リサーチ時間を取れる | スキマ時間しか取れない |
| 在庫管理 | ツールを使って管理できる・する気がある | 手動でなんとかしようとしている |
| 商品知識 | 特定ジャンルへの興味・知識がある | 何でもいいからとにかく売りたい |
特に「特定ジャンルへの興味・知識がある人」には強くお勧めします。
自分が詳しいジャンルをアルファベットや数字で深掘りすると、知識が武器になって競合より早く商品を発掘できます。
逆に「何でもいいから売りたい」という状態でこの方法を使うと、膨大な検索結果に埋もれて時間だけが過ぎていきます。
まずは1ジャンルに絞ることをお勧めします。
今日から使える実践ステップ


実際に手を動かす手順をまとめます。
eBayのセラー画面でも、バイヤー画面でも使えます。
📷 ここに画像を入れてください
eBay検索バーに数字「1」を入力し、セラー国をJapanに絞り込んだ検索結果画面のスクリーンショット
こんな声も
同じようにリサーチで行き詰まっていたセラーから、こんな声がありました。
「Japan」しか検索してなくて、ずっと同じ競合と戦っていました。数字で検索するようにしたら、自分しか出品していない商品を見つけられて、久しぶりに利益が出ました。
アルファベット1文字で検索するのは最初バカにしてましたが、「A型」「B品」みたいな表記の商品が意外とたくさんあって驚きました。特にジャンク・ビンテージ系は効果的です。
Sold Listingsを確認せずに珍しい商品を出品して全然売れませんでした。変わった検索方法と、売れた実績の確認をセットでやるのが大事だと実感しています。
※特定個人の発言ではなく、編集部が一般的な傾向をもとに構成した内容です。
よくある質問
変わったリサーチ方法についてよくある質問をまとめました。
数字やアルファベットで検索しても、関係ない商品ばかり出てきませんか?
最初は結果が広くなりますが、カテゴリ絞り込みとSold Listingsフィルターを組み合わせることで精度が上がります。慣れると「この数字はこのジャンルに効く」という感覚がつかめてきます。
日本人セラーに絞り込む方法は?
検索後にフィルター画面で「Item Location」を「Japan」に設定すると、日本発送の商品に絞れます。セラーの拠点や発送元が日本になっている出品が表示されます。
VeROに引っかかりそうな商品かどうか、どうやって判断すればいいですか?
ブランド名・キャラクター名が含まれる商品は要注意です。eBayのVeROプログラムページで権利者リストを確認するか、そのブランド名で実際に出品削除された商品がないか検索して確認する習慣をつけましょう。
リサーチに毎日どれくらい時間をかければいいですか?
正解はありませんが、最初のうちは1日30分〜1時間程度を目安に、数字とアルファベットを系統的に試していくのが無理なく続けられます。慣れてきたら特定ジャンルに絞って深掘りする時間を増やしましょう。
セット商品を売る場合、何か特別な出品設定が必要ですか?
eBayのタイトルに「set of 2」「2pcs」のように明記することと、説明欄にセット内容を詳しく記載することが基本です。在庫管理ツールでSKUをセット単位で管理することも忘れずに。
まとめ: 今見えている世界は氷山の一角


「Japan」検索だけでリサーチを終わらせていると、市場全体のごく一部しか見ていない可能性があります。
これは僕が実際にいろいろ試してみて気づいたことです。
数字・アルファベット・ジャンル名・ブランド名、これらを組み合わせるだけで、ライバルが気づいていない商品が見つかることがあります。
特別なツールも不要で、今すぐeBayの検索バーで試せます。
まず今日、「1」と入力してSold Listingsを確認する、それだけから始めてみてください。
視点を少し変えるだけで、リサーチは一気に面白くなります。



リサーチに行き詰まっているときは、検索ワードを変えるだけで突破口が開くことが多いです。「正しいキーワード」を探すより「いろんなキーワードを試す」発想に切り替えてみてください。













